ふかしたさつまいもは、素朴な甘みでたまらなく美味しいですよね！
そんなふかしさつまいもですが、たくさんふかして食べきれない場合、冷凍保存ができるのをご存知ですか？
今回は、ふかしたさつまいもの上手な冷凍保存の方法、その賞味期限、そして冷凍した場合の栄養素などについて解説します！
ふかしさつまいもの冷凍保存はしてもいいの？
ふかしたさつまいもは冷凍保存に向く、ということをご存知でしょうか。
冷凍に向く食材として、水分の含有量が少ないもの、繊維の少ないもの、という条件が挙げられます。
さつまいもは、生のまま冷凍することもできますが、解凍した後、食感が変わりやすいものです。
それは、さつまいもに含まれる水分が冷凍保存することで抜け、パサつくためです。
ふかしたさつまいもを上手に冷凍するコツは、ふかしたときに発生した蒸気ごと、冷凍することです。
そのために、まださつまいもが熱いうちに、ラップで包むか密閉袋に入れます。
こうすることで、水分も一緒に冷凍でき、パサつきを防ぐことができます。
さつまいもは、小さなものならば一本丸ごと冷凍でも良いですし、
大きなものならば適度な大きさにカットして冷凍するとその後の使い勝手がよいでしょう。
冷凍庫に入れる前に、密閉袋の空気をよく抜いておきましょう。
ある程度冷めてから冷凍庫に入れれば完了です！
さつまいもの冷凍はいつまでもつ？
冷凍保存したふかしさつまいもは、どのくらいの期間美味しく食べられるのでしょうか。
目安は二か月くらい、といわれます。
二か月をめどに食べきるようにしましょう。
ふかしたさつまいもは冷蔵保存では数日しか持たないということを考えると、
冷凍保存は長期保存ができ、ありがたい限りですね！
ところで、冷凍したふかしさつまいもは、食感や風味が多少は落ちます。
なかなか、家庭の冷凍庫では難しい部分ですね。
専門の急速冷凍庫などを使わない限り、多少の食感や風味の変化は、仕方ないことです。
解凍後、そのままもとのふかしさつまいもとして食べるのも良いですが、風味や触感は、ふかしたてにはやはり劣るものです。
冷凍したふかしさつまいもは、解凍後に再度加熱したり味付けしたり、調理をして食べることでより美味しく食べることができます。
さつまいもを冷凍したら栄養素はどうなる？
ふかしさつまいもを冷凍すると、そこに含まれる栄養素に何か影響が及ぶのでしょうか？
結論は、冷凍によって栄養素は変わらない、ということです！
これで、安心して冷凍保存ができますね。
さつまいもには、糖質をはじめビタミンC、食物繊維、βカロテン、ビタミンE、カリウムなど、さまざまな栄養素が含まれています。
この中で、ビタミンC、カリウムなどは、加熱調理時に水に溶けやすい性質をもつものです。
しかし、さつまいもにおいては、ビタミンCやカリウムはでんぷんによって保護されており、壊れにくくなっています。
冷凍前にふかしさつまいもにしても、栄養素が逃げることなくとどまってくれるのです。
大切な栄養を丸ごと冷凍できる、そんなイメージですね！
まとめ
今回は、ふかしさつまいもについて、冷凍方法や美味しく食べられる期限、冷凍した場合の栄養素についてご紹介しました。
水分も一緒に冷凍できるふかしさつまいもは、冷凍保存に向く食材なのですね！
冷凍保存することで、美味しく食べられる期間がぐんと伸びることも分かりました。
解凍後により美味しく食べるためには、調理することがポイントなのですね。
冷凍しても、さつまいもの優れた栄養素がしっかりと残ることも分かり、安心ですね。
これらを参考に、手軽で美味しいふかしさつまいもを楽しんでくださいね！