初期の夏から初期の秋ごろがいわしの旬で、よくスーパーや生鮮市場などで
大量のいわしが安売りされているのが目につきすよね?
ご家族で釣りをされる方で、いわしを大量に釣りあげた方々も
いらっしゃるのではないでしょうか?
いわしの調理法は色々ありますがやはり、丸干しはかかせない一品です。
ここで今回は、いわしの丸干しを作ってみたいけどどうしたらという方に、
いくつかの疑問点をふまえてみていきましょう。
目次
いわしの丸干しで内臓はどうする?
一つめの、疑問点として内臓ですよね。
いわしの丸干しは内臓がある、ないと両方あります。
特に食された方ならおわかりでしょうが、内臓は独特な苦味があるので
その苦味が好みの方や好みではない方と別れます。
まず、苦味が苦手な方には内臓は残さず取り除くことをおすすめします。
いわしの内臓の取り方
いわしをさばく際に、最初にウロコを落とした後、
いわしの腹にお尻から切れ目を入れ内臓を取りましょう。
小さめのスプーンやお使いの包丁の先でも簡単にかきだせます。
いわしの丸干しで頭はどうする?
二つめの、疑問点として頭は残すか?ですよね。
頭も内臓ほどではないですが苦味があります。
その苦味が好みの方や、食感が好みの方といらっしゃると思います。
もちろんお好みではない方も、、、
まず、頭を残し方、残さない方とみていきましょう。
頭を残す方、頭を抑えエラを開き中に見た目ギザギザした赤いえらがあるので、
指を使って簡単に取り除けます。
もし、指で取り除けなければ、えらのつけ根に包丁の先で切り込みを入れると取り除けます。
(えらは左右あるので忘れずに!)
いわしの丸干しの塩抜き方法紹介!
塩分がかなりきいていて、しょっぱすぎて食べられない〜 と、
みなさんの中で一度は経験されているのではないでしょうか?
ここで、塩分のききすぎるいわしの丸干しでの塩抜き方、
いわしの丸干しを作る上で塩分の調整の仕方など紹介していきます。
いわしの丸干しでの塩抜き
塩抜きだから水でひたしてと考えがちですが、海水よりもかなり薄い塩水で
数時間(2〜4時間)漬けておかれるとほどよい塩分に調整できます。
内臓があるいわしの丸干しは生臭さがあるので、
薄い塩水にお酒とみりんを少し加えるとある程度の臭みが除けます。
後は塩水にお酢を入れるのもおすすめです。
いわしの丸干しを作る時の塩分の調整
しょっぱすぎない丸干しを作るのには、いわしを塩水に漬ける際に塩の加減がポイントです。
塩水の作り方(10匹以上のいわし) 全てのいわしが入る大きめなボールに
500CCの水に対して、塩は50〜70グラムで塩水を作る。
(重要点は海水よりも薄い塩水です。)
1、2時間程度に漬けこむ。
漬けこんだ後は、水にさっとくぐらせしっかりと水気を切ってください。
(キッチンペーパーなどを使って) 干物ネットや干し網などにいわしをいれ
風通りがよい場所に天日干しを!
重要なポイントは風の通りがよい場所、日のあたりがよい場所でだいたい、
5〜8時間程度で表面が乾燥します。
(日にあてる、あてないで旨味も変わるのでお好みで干される場所を)
まとめ
いかがでしたでしょうか?いわしの丸干しは昔ながらの食品で
懐かしさを感じられ食卓にはかかせないですよね。
いわしは小さいながらも栄養は豊富で、丈夫で健康な身体を作るためにも、
育ちざかりなお子さんには食べてもらいたい食品の一つです。
今回は、いわしの丸干しをはじめて作られる方や、
作られた方でうまくできなかった方と、重要な点や気になる点などをポイントごとに
まとめてみました。
もう一度見直し、参考にしながら何度か作ることで、
自分なりの丸干しを作ってみてはいかがでしょうか?