そうめんは、夏をはじめとして一年中楽しめる食品ですね。
ところで、そうめんをたくさん茹でて余ったら、冷凍保存するという方も多いでしょう。
冷凍したそうめんは、何となくぼそぼそして美味しくない、なんて声も聞かれますが、ちょっとしたコツで美味しく解凍することができるのです!
今回は、冷凍したそうめんを解凍する方法と茹で直しの基準についてお伝えするとともに、そうめんの簡単な茹で方について解説します!
そうめんを冷凍から解凍する方法は?
冷凍庫でカチカチに凍ったそうめん、いったいどのように解凍するのが正解なのでしょう?
最も手軽に、美味しく食べる方法は、冷凍状態のまま加熱調理することです!
温かいつゆで煮込んでにゅうめんにする、野菜や肉と一緒に炒めてソーミンチャンプルーにするなど、
短時間で一気に加熱すると食感や風味が変わりにくく、美味しくいただけます。
冷凍したそうめんの解凍方法として避けて頂きたいのが、自然解凍です。
ゆっくりと時間をかけて解凍することで、そうめんに含まれる水分が抜けてしまいます。
すると食べたときにボソボソとした食感になってしまいますし、せっかくのそうめんのコシも失われてしまいます。
そうめんを茹で直しする基準について
冷凍したそうめんを茹で直して食べる場合、どのような基準で茹でたらよいのかをご紹介します。
そうめんはもともと、ゆで時間が2~3分と非常に短い麺ですので、冷凍そうめんを茹で直す際にも茹ですぎには注意してください。
冷凍したそうめんは、湯がく感覚で茹でると良いでしょう。
十分に沸騰したお湯に、凍ったそうめんを入れ、ほぐれるまでゆがきます。
ほぐれたらすみやかにざるに揚げ、水洗いして食べましょう。
冷凍するのを見越して多めに茹でる場合は、やや短めに茹でるのも良いでしょう。
2分くらいで火を止め、やや固めな状態で冷凍すれば、茹で直しても麺がグズっとせずに美味しく食べられます。
そうめんの茹で方で簡単なやり方
ところで、暑い夏の日にそうめんを茹でるのは、意外と大変だと思いませんか?
そうめんは短時間で茹で上がる麺だとはいえ、たっぷりのお湯をグラグラと沸かす必要があります。
その熱気を浴びて調理するのは、暑い夏には憂鬱ですよね。
できれば、夏場はキッチンで火を使いたくないというのが、調理する方の本音ではないでしょうか。
実は、暑い日でも暑さを気にせず、そうめんを簡単に茹でる方法があるのです!
それは、電子レンジを使う方法です。
特別な道具は必要ありません。
家庭にある大きめなどんぶりを使えば、手軽にそうめんを茹でられますよ。
準備として、やかんやポットでお湯を沸かしておきます。
どんぶりに入るサイズにそうめんを折って入れ、どんぶりの八分目くらいを目安にお湯を注ぎます。
そうめんのパッケージに記載されたゆで時間よりもやや長め、プラス2分ほどを目安にレンジをかけます。
レンジにかける際、ふたなどは不要です。
茹で上がったら、通常の手順と同じく、ぬめりを取るために水でもみ洗いをします。
手軽だけれど本格的なそうめんの完成です!
まとめ
今回は、冷凍したそうめんの解凍の仕方、そして茹で直しの基準と、簡単なそうめんの茹で方についてご紹介しました。
そうめんは、加熱調理することで、解凍後もおいしく頂けるのですね。
煮たり焼いたり、工夫次第で、いろいろな料理にアレンジできそうですね!
また、冷凍したそうめんの茹で直しの際は、湯がく感覚でさっと済ませると良いのですね。
そして、レンジを使った簡単な茹で方もご紹介しました。
これらを参考に、ツルっとのど越しの良いそうめんを、いろいろな工夫で手軽に美味しく楽しんでくださいね!