冬瓜のベストな収穫時期と保存方法とは?種は来年使えるの

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冬瓜は暑さに強く、収穫の最盛期は真夏です。

夏野菜であるにも関わらず漢字で「冬瓜」と書くのは、
風通しのよい冷暗所に置けば、冬までもつことからきています。

やわらかくて透明感のある果肉は淡泊で、サラダや煮物におすすめです!

今日はそんな冬瓜の収穫や保存について詳しく紹介したいと思います。

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冬瓜のベストな収穫時期はいつ?

まず、植え付けから簡単に説明しますと。

植え付け時期は5月から6月初旬頃で、本葉4、5枚で定植を行います。

根鉢が見える程度の浅植えにし、霜の心配があれば、
ビニール袋をかけて対策します。

親づるは6〜7節で摘心し、生育の良い子づるを4本残し、
それ以外の子づるを摘み取ります。

授粉は、朝8時から9時までに行います。

その日に咲いた雄花を花梗の元から摘み取り、花弁を
丁寧に取り外した雄しべを雌花の柱頭に丁寧にこすりつけ授粉します。

受粉に成功し果実の肥大が始まった頃、追肥をします。

さて、いよいよ収穫時期!

若取りするなら開花後25~30日程度で収穫できます。

特徴としては果実の表面の白毛があり、触るとチクチクと痛いので、
ゴム手袋をはめて収穫するといいでしょう。

完熟を取るなら開花後45~50日程度で、特徴としては
果実の表面の白毛が落ち、触っても痛くありません。

「姫とうがん」のような表面に粉が出ないタイプのものは、
日数や約1.5kgの大きさを目安に収穫します。

冬瓜を収穫したら保存はどうするの?

常温で保存

切らずにまるごと保存するのであれば、風通しが良く、太陽の光が直接当たらず、
温度が15℃~25℃ と一定に保てる場所であれば1〜3ヶ月の期間保存ができます。

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真夏日には室内でも気温が上がりやすいので暑くなりすぎないように、
床下収納庫などの保存が安心です。上手に保存できれば冬まで楽しめますね。

冷蔵庫で保存

冬瓜をカットしてしまうと、断面から水分が抜けてパサパサになり、
腐りやすくなります。カットした冬瓜を保存する場合は、
種とワタをつけたままにして置くと、その中心部分から傷んでいきますので、
必ず種とワタを取り除いてからラップで包みます。

冷蔵庫で3〜4日保存期間は短いのでなるべく早めに調理しましょう。

冷凍庫で保存

生のまま種とワタを取り除いて一口大に切り、皮を剥きます。

金属トレーにのせて急速冷凍します。

凍ってからフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存します。

調理に使用する時は、半解凍で汁物や煮物にするとよいでしょう。

下茹でしてから冷凍保存するには、鍋に冬瓜がひたひたに隠れるぐらいの
水を加え火にかけます。沸騰したら茹で加減を固めになるように
数分間中火にかけます。

冬瓜の粗熱が取れたら、水気を取り、空気入らないように
フリーザーバッグに入れて、冷凍庫にいれましょう。

生のままも、下茹でしたものも冷凍庫で約1カ月保存できます。

冬瓜を収穫した後、種は来年使えるの?

自家栽培で収穫した冬瓜が美味しかったら、その冬瓜から種を採りたいですよね。

また翌年もその次の年も…毎年毎年繰り返すことができれば嬉しいですよね!

ここからは自家栽培の冬瓜の種採取方法を紹介したいと思います。

冬瓜の果実が完熟するまで収穫を待ちます。

完熟したら実を摘み取って割り、中から種を取り出し、
水でよく洗ってから日陰で完全に乾燥
させれば完成です。

密閉容器に入れて冷暗所で翌年まで保管しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?長期保存も可能で、種採取もできるので自家栽培にも向いている冬瓜。

調理メニューも豊富にありますし、体を冷やす働きにより夏バテや熱中症にも
効果的なのでとてもおすすめの夏野菜です!

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