初節句のお返しは柏餅?内祝いにちまきを振舞おう!

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子供の成長はあっという間、本当に早いものですね。

子供が無事成長したことを、親戚一同でお祝いするのが初節句です。

男の子は5月5日の端午の節句、女の子は3月3日の桃の節句、それぞれ兜やひな人形を飾り、柏餅やひなあられでお祝いしますね。

初節句にお祝いを頂いたらお返しは何を贈ればいいのか、迷ってしまいますよね。

今回は、そんな初節句のお返しについて、ひも解いてみたいと思います!

 

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初節句のお返しに柏餅を贈る理由とは?

男の子の場合、5月5日の端午の節句が初節句となります。

この場合、お祝いのお返しには柏餅を贈ることが一般的です。

昔から様々なお祝いの際には、内祝いとしてお餅や赤飯を贈ることが一般的だったようです。

いずれも縁起物として贈られたのです。

それに習って、初節句には節句にちなんだ柏餅が贈られるようになったそうです!

 

柏餅にまかれているのは柏の葉です。

柏は、新芽が出るまで、古い葉は落ちずにとどまる植物なのです。

新しい命がしっかりと育つまで、親が見守るというイメージですね。

この様子にちなみ、子孫繁栄を象徴する木である柏を使った縁起の良い食べ物として、柏餅が食べられるようになったそうです。

 

初節句のお返しに柏餅を作ろう!

初節句のお返しとして柏餅を贈る理由が分かりました。

端午の節句が近づくと、スーパーや和菓子屋などに沢山の柏餅が並びますね。

せっかくのこの機会に、自宅で柏餅を手作りしてみるのはいかがでしょう?

柏餅に使う葉っぱは、柏の葉を5分ほど茹でて冷ましておけばすぐに使えますし、市販品を購入することでも対応できます。

家にあるレンジを使えば、蒸し器などの器具の準備も要りません。

柏餅って、意外と手軽に作れるのですよ!

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団子粉に砂糖、塩、水を加えて練り、レンジで4~5分加熱した後、お好みの餡(小豆、味噌)をくるんで柏の葉で巻けば出来上がりです。

本当に簡単にできてしまいます!

お祝いの席で、皆でワイワイ作って食べても良いですね!

ただ、手作り品のため、日持ちはしません。

その場で振舞うのが一番美味しい食べ方です!

 

 

初節句には柏餅とちまきが必要?

初節句に柏餅を振舞う理由が分かりました。

初節句にはもうひとつ、ちまきも登場しますよね。

ちまきには、どのような由来があるのでしょうか?

5月5日にちまきを食べるようになった理由は、中国にあるようです。

その昔、優秀な政治家であり詩人である屈原という人物が5月5日に亡くなり、彼の供養のために5月5日にお供え物を川へ投げ入れる風習が生まれたそうです。

やがてそれは供養から、病気や邪気を払うための宮中行事に変わってゆきます。

ちまきの葉や、葉に巻かれた5色の紐の色が邪気を払うものであることから、ちまきが使われるようになったようですよ!

そのほか、季節の変わり目で体調を崩す人が増えるこの時期に、滋養強壮の食品としてちまきが食べられていたこともあり、5月5日にちまきを食べる風習が伝わってきたのです。

このようにして、日本で生まれた柏餅と中国で生まれたちまきが、共に子供の成長を願うための端午の節句の定番になっていったのですね。

まとめ

今回は、初節句のお返しの品として柏餅やちまきを食べる理由を調べてみました。

日本では昔から、お祝いのお返しとして、節句にちなんだ食品を贈る習慣があったのですね。

端午の節句には、子孫繁栄を表す柏餅を贈るのが定番であることが分かりました。

ちまきについては、中国の邪気払いの行事が関わっているのですね。

ちまきの葉や紐の色に邪気を払う意味が込められていることも分かりました。

日本と中国、それぞれの国で生まれた想いが端午の節句には込められているのですね。

子供がすくすくと元気に成長することを願って、柏餅やちまきを楽しみましょうね!

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