たらの芽と言えば、春の訪れを感じさせる山菜ですよね。
そのたらの芽、タラノキという木の新芽だということご存知でしたか?
山でとれるものというイメージですが、実はお家で栽培できるのです。
その時のポイントとなるようなたらの芽の剪定法と収穫について、
簡単にまとめてみたのでご参考ください。
たらの芽の剪定方法とは?
剪定とは、枝を切ることにより形を整え見た目を良くするのみでなく、
栄養を効率的に利用し発育の促進や害虫からの予防の効果があります。
特にタラノキは、放っていくとどんどん成長していき収獲の際、木が大きすぎ
ることにより高い部分の収獲が困難なるうえ、管理がしにくくなってしまうので
気をつけて下さい。
タラノキを大きくしすぎないためにも剪定は、重要な役割を果たします。
定植一年目の剪定は、頂芽のたらの芽を収穫した後、行っていきましょう!
頂芽のみを収獲し、側芽は採取しないようにしてください。
地面から25~30センチほどの高さで芽が5・6個確認できるところで剪定を行いましょう。
2年目以降は、2つ目の側芽を収穫したのち剪定を行います。
その時、新しい枝に1・2芽あることを確認して枝の根元から10センチ程度のところ剪定します。
たらの芽の収獲方法とは?
種根を植え付けた場合には、翌春には収穫ができるようになります。
収獲方法としては、茶色の付け根がついているくらいで切り取っていきましょう。
たらの芽には棘もあるので収穫の際にはお気を付けください。
火を通せば棘も柔らかくなり気にせず食べられますが、それでも気になると
いう方は茶色の付け根をカットするとともに処理してお召し上がりください。
たらの芽の美味しい収獲時期の目安とは?
たらの芽は、頂芽が10センチ前後に伸びていて新芽が葉になる前、
新芽が開かないうちが収穫時期目安です!
たくさんできたからと言ってすべて収獲してしまうと
新しい芽を伸ばせず立ち枯れてしまうので来年の収獲のためにも
剪定後しっかり残してあげましょう!
まとめ
剪定は、たらの芽を管理しやすくするためにも大切な作業なので必ず行いましょう。
読むだけだと少し難しく感じるかもしれませんが、実際やってみるとそこまで難
しいことはありません。
自分で栽培し自分で収穫すれば
たらの芽をもっとおいしく味わえるんじゃないでしょうか。
山菜の王様とも呼ばれるたらの芽、ご自分で栽培すれば
毎年新鮮なものが食べれて嬉しいですね。
一度始めてしっかりした手入れを行えば毎年収獲できるので是非
チャレンジしてみてはいかがですか?