さくらんぼの育て方で鉢植えや暖地の場合は?剪定や味の違い

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さくらんぼって自宅の鉢植えでも育てられるの?

はじめてさくらんぼを育てようとするときに鉢植えで簡単に育てられたらいいですよね。

実はさくらんぼは鉢植えでも十分育てられます。

しかも、広い庭がなくても、鉢植えで栽培できます。

もちろん暖かい地方でも育てられるため、家庭菜園で花も実も楽しめちゃいますよ。

そこで、さくらんぼを家庭で育てたいとき、鉢植えや暖地育てるコツをはじめ、
剪定方法や味についても、ご紹介していきます。

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さくらんぼの育て方で鉢植えや暖地でも育つ?!

まずさくらんぼですが、良く知られる”佐藤錦”などの一般的なさくらんぼは、関東より東の寒冷地の方が、環境が生育に適しています。

しかし、関東以西の暖地でも、立派に育てることができる品種があります。

また、庭が広ければ「庭植え」にして放っておくこともできますが、そう
もいかない場合には、「鉢植え」で育てることもできるので、日当たりが良い場所に置ければ栽培可能です。

暖地で、しかも鉢植えで育てたいときは、適した品種を選ぶのがポイントです!

さくらんぼの木は自家不結実性のものが多く、異品種のものを合わせて
栽培しないと受粉できず、場合によっては人工授粉をしなければならなりません。

ところが、その名も「暖地桜桃(だんちおうとう)」という流通名の品種なら、
暖地での栽培に適しているうえ、自家受粉する品種なので、1本だけの
栽培でも結実してくれます。

育てやすくとても家庭栽培向きな品種といえますね。

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さくらんぼの暖地での剪定方法とは?

さくらんぼを西日本のような暖地で育てるとき、水やり以外に「剪定」の
作業をする方が良い場合があります。

剪定は、冬と夏の2回行います。

冬の剪定は、12~2月頃、これからの蕾の時期に備えて、
新しく伸びている長い枝を間引きます。

あまり実が多くつき過ぎるのも、1つ1つの実が大きくならないので、
実の数を制限する方が良く、この剪定の際に、花芽を短い枝ごと間引いておきましょう。

夏の剪定では、収穫が終わったあとの7月下旬~8月の真夏の時期に、
長く伸びていきそうな新しい枝を摘心します。
また、切り詰めておくと、木をコンパクトに維持することができます。

さくらんぼは暖地だとどんな味になる?!

さくらんぼを暖地で育ててうまく実ができた!というとき、
やはり「暖地桜桃」の木だったということが多いようです。

暖地桜桃は、中国オウトウのことで、正式名は「シナミザクラ」といい、
他の一般的なさくらんぼに比べて、できる実は小さめで、柔らかくて
酸味があるのが特徴です。

じゃあ酸っぱいのかというと、2番~3番成りで熟した実なら、
ある程度甘味が増します。

スーパーで売られているものと同じようなおいしさを期待して食べる
と「あれ?」ということになってしまうかもしれませんが、
その酸味が好き!という人もいて、また別のものというとらえ方で楽しむのが良いかもしれません。

たくさん実がなるので、まとまって収穫できたらジャムにするのも良いですね。

まとめ

さくらんぼの木を家庭で育てて、花や実を楽しみたいと思ったら、
「暖地桜桃」など、暖地でも育てやすい品種を選ぶと良いですよ。

鉢植えにして、剪定など手入れをしながら、元気でコンパクトな木に
育ててあげましょう。

暖地桜桃なら自家受粉するので、1本でも実をつけてくれます。
3月頃かわいい花を咲かせ、5月頃に収穫できるさくらんぼです。

観賞用としてもかわいいし、実を味わってみることもできるさくらんぼを、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか。

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