いつの間にか増えているコバエ、本当にわずらわしいですね。
そして、密閉しているはずの冷蔵庫の中にもなぜかコバエの死骸が沢山あってびっくりすること、ありませんか?
コバエたちは、冷蔵庫の中で繁殖することができる生き物なのです!
今回は、そんなコバエについて、冷蔵庫で繁殖する仕組み、その死骸の処理方法などをご紹介します。
コバエが冷蔵庫で湧いて死骸がいっぱい?!
冷蔵庫に、小さな黒い死骸が点々と・・見るとぞっとしますが、これ、コバエの死骸なのです。
食べ物を腐らせたりドアを開けっぱなしにしたわけでもないのに、こんなにたくさんどうやって入ったの?!と、びっくりしてしまいますよね!
コバエとは、体長が2~3㎜の小さなハエを総称した呼び方です。
その種類は数種類に分けられますが、いずれも非常に小さな虫です。
食べ物や腐敗したもの、水分などを好み、それらを目指してやってきます。
温かい季節は特に活発に活動、繁殖するのです。
生ごみの袋の中などでも、コバエが動き回っているのをよく見かけますよね!
袋の縛り目、網戸の目など、ほんのわずかな隙間からでも、簡単に侵入できてしまうのです。
冷蔵庫に入り込むルートはいくつか考えられます。
まずは、冷蔵庫のドアの開け閉めの際に侵入するルート。
そして、外から持ち込む食品に付着している場合もあります。
特に家庭菜園で栽培した野菜など、自然に近い状態の野菜には、成虫だけでなく卵も付着している可能性があります。
これらの方法で、コバエたちは冷蔵庫の中に入り込むのです!
ただ、冷蔵庫はコバエにとっては極寒の環境です。
そのため、侵入したものの、冷気によって死んでしまうのです。
コバエは繁殖スピードが非常に速い虫でもあります。
卵から孵化すると、約10日後には成虫になってしまうのです。
コバエが冷蔵庫で繁殖するってホント?!
コバエは繁殖スピードが非常に速い虫でもあります。
コバエは、生ごみやその周辺のぬめり、甘いもの、アルコール、
腐敗したもの、野菜など、さまざまなものを好み、食べたり産卵したりします。
家の中を見回すと、コバエが好みそうなものは結構あるのではないでしょうか?
産卵した卵はあっという間に孵化し、家の中でさらにコバエは増えてゆく、という仕組みです。
繁殖したコバエが、冷蔵庫のドアの開け閉めの際にさっと冷蔵庫に侵入してしまうことも考えられますし、
冷蔵庫にしまってある野菜などに付着したコバエの卵から幼虫が孵化し、冷蔵庫内でたちまち繁殖してしまうとしても不思議はありません。
コバエは成虫も小さいうえに卵は肉眼で見分けるには難しいくらいに小さいため、産み付けられていても見つけることは困難です。
発生源を突き止めることが難しいのが、コバエ問題の一番の悩みどころですね。
コバエの死骸処理方法とは?
繁殖したコバエの死骸処理は、とにかく徹底的に冷蔵庫内の掃除をするつもりで行いましょう。
なぜなら、先ほどもお伝えしたように、死骸があるということは卵や幼虫もいる可能性があるためです。
そして、その発生源は目で確認、見つけることが困難なため、徹底して行う必要があるのです。
冷蔵庫の中に、腐敗したものや汚れた調味料の容器などがあれば、廃棄したり綺麗に拭いたりしましょう。
庫内を空にしてアルコールやハイターを使って拭き掃除します。
製氷機なども忘れずに行いましょう。
野菜は、綺麗に水洗いしてから冷蔵庫に戻します。
一度徹底掃除したあとは、引き続き、まめに掃除をすることを心掛けましょう!
まとめ
今回は、厄介なコバエについて、冷蔵庫で繁殖する仕組みや死骸の処理方法をお伝えしました。
小さな体で、隙間から侵入してくるコバエは、野菜などにも潜んでいる可能性があるのですね。
冷蔵庫のような密閉空間に侵入させないよう、庫内をいつも清潔に保ちましょう。
家の中の、コバエが繁殖しやすそうな箇所も、チェックしてくださいね。
コバエを発生させない、快適な環境づくりを心掛けましょう!