お風呂は、一日の疲れをいやすために欠かせないものですね。
そんなお風呂場で、なぜかコバエを見かけること、ありますよね。
気になって、ゆっくりお風呂につかるどころではなくなってしまいます。
実はこのお風呂場、コバエが産卵、繁殖するのに適した条件が揃った場所なのです!
その場所とは排水溝です。
しかし、その排水溝に毎日70℃くらいの熱湯をかけるだけで、簡単にコバエを退治することができるのです!
今回は、お風呂場にコバエが来る原因、そしてコバエの退治方法とコバエ対策についてご紹介します。
お風呂にコバエが来るのはなぜ?!
なぜ、お風呂にコバエが来るのでしょうか。
まずは、コバエの習性を知りましょう。
コバエは、気温や湿度、養分が揃った環境で繁殖します。
気温が25℃前後になる初夏~夏にかけて、より活発に繁殖します。
気温が低い、高いことで活動が鈍ることはあれ、死滅することはなく、一年を通してどこかに生息しているのがコバエの特徴です。
最近の住環境では、一年を通して室内温度が適温に保たれている傾向がありますので、一年中繁殖する恐れがあるともいえます。
コバエは生ごみなどのほか、排水などの汚れた水及びその周囲のぬめり、ちょっとした水のたまりなどであっという間に繁殖します。
お風呂は、ぬめりや髪の毛、皮脂汚れなどが排水溝にたまりやすくなっています。
そこをめがけてコバエがやってくるのです!
お風呂のコバエ退治方法とは?
一度に大量に産卵し、孵化までの期間も短いコバエは、見かけたら速やかに退治をしないとあっという間に大量に増えてしまう恐れがあります。
コバエを見かけても慌てずに済むよう、退治方法を知っておきましょう。
コバエは、お風呂場の排水溝付近をめがけてやってくることが分かりました。
排水溝にたまった汚れやぬめりを、毎日欠かさず掃除できれば、それが根本を断つ最も良い方法です。
しかし、現実には難しいのではないでしょうか。
忙しい方でも手軽にできる最も簡単で効果的な退治方法が、熱湯をかけることです。
卵、幼虫、成虫ともに、熱いお湯には弱く、死滅してしまいます。
沸騰したお湯である必要はありませんが、70℃くらいのお湯を、コバエが繁殖していそうな排水溝などに十分にかけましょう。
数回繰り返すことで、より確実に駆除できます。
排水溝だけでなく、汚れのたまった排水管の中でもコバエは繁殖します。
手の届かない排水管にはパイプクリーナーなどの薬剤を月に2回ほど、定期的に使用することで、コバエ駆除につながります。
お風呂のコバエ対策にはこれが効く!
そもそもコバエは、どこからやってくるのでしょうか?
それは、屋外からです。
体が小さなコバエは、玄関や窓を開け閉めする際などに、すっと侵入してしまいます。
その他、網戸や換気扇などからも侵入することができます。
気を付けていても、侵入はある程度仕方ないことといえるでしょう。
侵入してしまったコバエがこれ以上繁殖しないための対策をとりましょう。
コバエを捕獲するには、まず専用の薬剤を使用する方法があります。
スプレータイプのもの、ゼリータイプのもの、いろいろありますが、薬剤は即効性が期待できるため、徹底的に捕獲したい時におすすめです。
また、コバエが侵入しても繁殖できないお風呂場環境をつくることも大切です。
排水溝にゴミキャッチシートなどを貼り、入浴のたびに出たゴミや髪の毛を片付けることを習慣にしましょう。
その他にも、ぬめりが発生しないようお風呂場はこまめに掃除する、石鹸ケースやシャンプーボトルなどの裏までこまめに掃除するなど、ちょっとした掃除を毎日の習慣にするだけでもコバエ対策につながります。
まとめ
今回は、お風呂場で繁殖するコバエについて、その習性や退治方法、対策についてご紹介しました。
コバエは熱湯が苦手なのですね。
定期的に排水溝に熱湯をかけて、コバエを退治しましょう。
コバエが好む汚れや水分が残らないよう、毎日こまめに掃除をすることも、コバエを増やさないための効果的な対策であることが分かりました。
快適なお風呂タイムを楽しめるよう、コバエをしっかり退治してくださいね!