なすの色止めをレンジで!変色を防ぐ加熱時間は?原因も解説!

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なすを調理する時に「なんか茶色っぽい仕上がり…」「レシピの写真と色が違う…」と感じたことはないですか?

なすはデリケートな野菜で、色止めというひと手間かけることによってその色あせの悩みを解決することができます。

色止めは知ってたよ!やってたよ!というあなたはどんなひと手間を加えてましたか?

フライパンに揚げ油を準備して軽く揚げていますか?

大鍋にたっぷりのお湯と少量の油で軽く茹でていますか?

食品添加物のみょうばんを使っていますか?

この方法ももちろん効果的ではあるのですが、
今回はこれらの方法ではなく、もっと簡単になすのキレイな紫色を楽しむことができる
「レンジを使った色止め」についてお話ししていきます。

なすの色止めにレンジが使えるって本当?

結論から言うと本当です!

レンジを使うメリットはなんといってもお手軽感です!

フライパンに揚げ油の準備、大鍋にお湯を沸かす時間、調理道具の洗い物、食品添加物の心配もいりません!

同じ仕上がりなら安心で簡単な方がいいですよね?

ポイントはレンジ加熱の前になすに油をを少量塗っておく事!これによりキレイな紫色を保つことができるのです。

またレンジ加熱後は、パサパサしてしまうというデメリットもありますが、油で表面をコーティングすることで、なすにジューシーなコクがでます。

もう一つ嬉しいことに、電子レンジで色止めすることによってある程度までの加熱が済んでいるので、スポンジのように油をどんどん吸ってしまうなすですが、調理の油を控えることができるので、カロリーダウンにもつながります。

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なすをレンジで変色を防ぐ加熱時間はどのくらい?

ひと口になすの色止めと言っても、メニューによっての切り方や油の使い方、加熱時間に違いがあるので説明していきます。

煮物や炒め物の場合は、表面積が広く味がしみ込みやすい乱切りがおすすめ!

乱切りにしたなすを耐熱皿に入れ、軽く油を絡めてからふんわりラップをかけ電子レンジへ!2本の場合500Wで2分を目安に温めます。

ナス焼きや煮浸しの場合は、まるごとがおすすめ!なすのヘタを取り皮に油を薄く塗り、ラップで1本ずつ包み電子レンジへ!2本の場合500ワットで3分を目安に温めます。

これにより油通しと同じ効果が得られ、その後それぞれ調理するとキレイな紫色の仕上がりになりますよ!

なすの変色の原因はコレ!

そもそもなすってどうして変色するの?という根本的なお話しをします。

なすの皮にはナスニンというなす特有の色素が含まれていて、ポリフェノールの一種であるアントシアニンという色素の仲間です。

ナスニンは熱や酸により酵素が出て変色を起こしてしまうのです。

それを防ぐ方法として油通しをして表面をコーティングしたり、

みょうばんを使用してナスニンとみょうばんのアルミニウムを結合させることで元の紫色が保たれ色止めをすることができるのです。

変色の原因から話は逸れますが、実はこのナスニンが優秀なんです!

抗酸化作用で糖尿病・脳梗塞などの生活習慣病の予防や、がん細胞の増殖を抑える効果もあります。

また、眼精疲労の回復や夏バテ予防にも効果的なので皮まで無駄なくたべるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?このなすの色止めを安心で簡単に行えるのが電子レンジ加熱なのです。

煮物・炒め物に限らず、漬物も電子レンジ加熱で色止めをした後に冷蔵庫で冷やしてから漬ければ色良く美味しい漬物ができます。

なすの変色に悩んでいた、色止めの工程が面倒だと感じていた、食品添加物に抵抗があったなど、

そんなあなたにピッタリな方法なので、ぜひ食卓にキレイな紫色を添えてくださいね!

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