夏休みの課題として、お子さんが学校で育てている朝顔を、家に持ち帰って、
夏休みの間に観察するという課題が出される学校は多いのではないでしょうか?
その場合、水やりは欠かせないですよね。
しかし、夏休みといえば家族旅行や帰省など、家を留守にすることもあるでしょう。
そんな留守中に朝顔を枯らさないための水やり方法について詳しくお話ししていきたいと思います。
小学生の朝顔だけに限らず、家庭で育てている植物にも有効的なのでぜひ参考にしてみて下さい。
朝顔の留守中の水やりについて
夏休みの頃の朝顔は土も乾きやすいので、水やりのタイミングは基本的に1日2回、
早朝と夕方の両方とも涼しい時間帯で、葉っぱではなく土にやります。
夕方早めにあげてしまうとまだまだ気温が高く水が蒸発しやすいので、
涼しくなる日没頃が望ましいでしょう。
毎日朝夕、水やりができる環境であれば良いのですが、夏休みですと
家族旅行に出かけたり、お盆に帰省したり数日間家を空けることもあるでしょう。
今までお子さんが毎日、一生懸命水をやっていて元気に育っていても、
数日留守の間に朝顔が枯れてしまってはショックを受けてしまうでしょうね。
誰かに頼むわけにもいかず、枯らすわけにもいかず、でも自分で水はやれず、
そんな困った時のために有効的な方法をお伝えしていきたいと思います。
朝顔の留守中の対策とは?事前の準備をご紹介
事前の準備として、朝顔の置き場所を考えなければなりません。
日光に強い朝顔は、基本的には朝から日光にあてて日向に置いておくのが理想なのですが、
数日間留守で家を空けるなど水やりが十分にできない場合は、日陰に置いて水の蒸発を少しでも防ぐ必要があります。
日陰とはいっても、朝顔を室内に置いておくことはやめておいた方がいいでしょう。
留守中の天気が雨なら自然の水やりのチャンスですが、屋根の下などに置いてしまうと
せっかくの雨水がかかりません。
雨が当たる場所に置いておくことも大切ですね
朝顔の留守中にペットボトルは有効?
1日〜2日程度の留守ならペットボトルは有効です。
ペットボトルの給水器は簡単に手作りできますので説明します。
ペットボトルのキャップ部分にキリなどで小さな穴をいくつか開けます。
ペットボトルに水を入れ、穴を開けたキャップを閉めます。
あとは出かける前に朝顔にたっぷり水を入れやり、そのペットボトル給水器を
キャップの部分を土に差し込み、最後にペットボトルの底の部分に
小さな空気穴を開けることを忘れずに!
空気穴を開けることで土の中のキャップの穴から少しずつ水が出てくる仕組みなのです。
同じ仕組みのものが100均やインターネットでも売られていますのでそれを利用してもいいでしょう。
また、3日〜7日と長期間留守にする場合には
ペットボトル給水器では間に合いません。
そんな時は毛細管現象を利用した水やり方法がありますので、説明します。
まず、古い布を細く裂いて三つ編みにした布ロープを作っておきます。
出かける前に朝顔にたっぷり水をあげ、その隣に水をたくさん入れたバケツを置きます。
この時、鉢の高さよりバケツの方を高くするように台や玄関先の階段の段差などを利用して調整しましょう。
布ロープの一方の端を鉢の土に埋め、もう一方に石など重いものに結びつけバケツの底に入れます。
これで、水がバケツから補給され続けます。
まとめ
いかがでしたか?
今回お伝えした方法であれば数日間のお出かけの間、天気を気にしたり、
帰宅の頃に枯れているかも?という心配がいりませんよね!
事前に何日か試して、しっかり水やりができているか確認しておくと、
より安心してお出かけすることができますね!