食事の時、箸を持つと、
薬指が滑ってしまうというお悩みの方が多い様です。
箸の持ち方は、一度慣れてしまうと、
なかなか修正が難しいのですよね。
今回は、薬指が滑ってしまう原因、
そして、正しい箸の持ち方とその練習方法をお伝えします!
箸の持ち方で薬指が滑るのはなぜ?
箸は、二本のうち片方を固定し、
もう片方を動かすように使いますね。
本来滑ることのない薬指が滑ってしまう方、
もしかして、薬指に力が入りすぎていませんか?
または、薬指を曲げすぎている可能性があります。
薬指に乗せる箸は、動かさない箸なので静箸と呼ぶようです。
これは、親指の付け根と薬指の第一関節の横あたりで
支えることで固定するのですが、
薬指に必要以上に力が入っているとうまく固定できません!
箸の正しい持ち方はこうする!
では、正しい箸の持ち方を、一度おさらいしてみましょう!
箸は、固定する静箸、動かす動箸の二つからなります。
まずは、静箸です。
箸の上部、三分の一あたりを目安に、親指の付け根に乗せます。
もう一方を、薬指の爪の脇のくぼみのあたりに乗せます。
薬指は曲げすぎず伸ばし過ぎず、
ピンポン玉をふんわりと握る要領で曲げましょう。
次に動箸です。
こちらは、皆さんが鉛筆を持つ要領と全く同じです。
親指、人差し指、中指で自然につまむ形で持てば完成です。
正しく持っている限り、指が疲れたり、
細かなものをつまめずにポロポロ逃したり、
といったことは起こりづらくなります。
箸を使うと何だか指や腕が疲れる、
という方は、一度持ち方を見直す必要がありそうです!
箸の持ち方の練習方法は?
では、本来の正しい持ち方を
練習するための方法を、ご紹介します!
それには、静箸、動箸片方ずつ持つ練習が、
よりわかり易いでしょう。
先ほど、それぞれの持ち方を解説しましたね。
静箸を親指の付け根と薬指で持ってみて、
そこに鉛筆を持つ要領で動箸も持ってみる、
これで形は完成です。
正しい形はできても、その状態から急に食べ物をつまむのは、
おそらく難しいでしょう。
食べているうちに、持ちなれたいつもの持ち方に戻ってしまいます。
食事以外の時間に、毎日少しずつ練習して、徐々に実践してみましょう。
乾燥大豆のような、つまみにくいものを使って練習すると、
より指先の力の入れ具合を意識できることと思います!
また、家で練習する際、市販の矯正用箸を使ってみるのもお勧めです。
子供用だけでなく、大人用、左利き用と種類豊富に揃っていますよ。
まとめ
今回は、箸を持つとき薬指が滑ってしまう理由、
そして箸の正しい持ち方をお伝えしました。
指先の曲がり方や力加減など、
ちょっとしたことが原因で正しい持ち方が出来ていない
可能性があることが分かりました。
矯正箸も、大人用や左利き用など、
種類豊富に発売されていることが分かりましたね!
これを機に、一度自分の箸の持ち方を見直して、
正しく、綺麗な所作で、美味しく食事を楽しんでくださいね!
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