まずはじめに献血とは、健康な人が自分の血液を無償で提供するもので、
その血液は治療や手術などで輸血を必要としている患者さんのために
役立てられます。
現在日本では、1日あたり約3,000人の患者さんが輸血を受けていますが、
その輸血の血液は人工的に造ることもまだできていないので、
1日の輸血必要量を確保するには、1日約13,000人の献血の協力が必要とされています。
積極的に献血をしている人の中にはボランティアの気持ちはもちろんのこと、
粗品や特典を楽しみにしている人もいて、気軽に献血しているようです。
そこで今回は、献血をする事で得られるサービスなどの情報をお伝えしていきますね。
献血バスは粗品が貰える?利用時に受けられるこんなサービス!
日本赤十字社の献血バスは毎日どこかしら場所を変えながら献血を行なっていて、
誰でも気軽に立ち寄ることができます。
簡単に流れを説明しますと、
・問診票を記入してから受付をします。
・献血カードを持っている方は暗証番号で本人確認ができます。
初めての方はカードの暗証番号を登録しますので本人確認できる保険証や免許証が必要です。
・医師による問診を受けます。
・事前検査でヘモグロビン濃度測定と血液型の判定を行います。
・ここまで問題なく条件をクリアできれば、採血ベッドに横になりいよいよ献血です。
400mlの場合所要時間は10分〜15分程度です。
・献血を終えたらしっかり水分補給をし、休憩を取ります。
・献血カードと粗品を受け取り終了です。
バスの粗品も地域によって違いはあります。
赤十字社からの粗品のほかに市町村や地域の団体などからも粗品が出ているところもあるのです。
献血キャラクターの「献血ちゃん」グッズの他に、ラップ・絆創膏・カップ麺・お菓子・
ジュースなど実に様々な粗品があり、毎回どんなものがもらえるか楽しみにしている人もいるようです。
献血バスもお菓子食べ放題?献血ルームとのサービスの違い
これまでは献血バスについてお知らせしましたが、バス以外にも献血ルームというところで献血をすることができます。
各地域に献血ルームがありますのでお住まいの周辺で最寄りの献血ルームをチェックしてみるといいでしょう。
そして、献血ルームはバスよりもサービスが充実しているので紹介します。
献血ルームではお菓子やアイス、ジュースが食べ飲み放題ですし、漫画が置いてあったりで、ゆったりと過ごせる場所なのです。
さらに最近では、若者にも関心を持ってもらうためにサービスも変化していて、
カフェっぽい空間でハンバーガーやドーナツが食べられたり、ネイルアートや
ゲーム機などがあるなど、ひと昔前とはまるで違うものになってきているようです。
もちろん献血ルームでも献血後は粗品をもらえます。
残念ながら献血バスではお菓子の食べ飲み放題のようなサービスは無いので、
サービス重視の人は献血ルームで行うといいでしょう。
献血バスの利用回数が増えると贈られる記念品や特典!
献血の利用回数によって、粗品のほかに記念品がもらえるので紹介します。
10回・30回・50回の倍数ごとにガラス器
60歳で50回以上の場合は感謝状とガラス器
68歳で50回以上の場合は感謝状
70回以上で銀色有功章
100回以上で金色有功章
ポイントが貯まると記念品がもらえたりしますので、回数を重ねるとその分特典も増えますよ!
まとめ
いかがでしたか?
粗品を楽しみに献血するのも悪くないと思いませんか?
動機はどうあれ、結果社会に貢献でき、誰かのために役立てるのですし、
献血を求められているのですから。
これを読んで、献血というものを身近に感じ、献血について
関心を持つキッカケになっていただけたなら嬉しいです