濃い色のポロシャツやTシャツなど、買ってまだそんなに着ていないうちに色落ちしてしまったり、色あせて古臭く見えてしまい、もう人前で着れなくなるといった経験はありませんか?
洗濯の失敗と単純に思ってしまいがちですが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回は、洗濯で衣類が色あせてしまう原因や、色あせに効くおすすめの洗濯洗剤を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
洗濯の色あせ その原因とは?
まず、どんな衣類でもずっと色あせないということはありません。
ポリエステルなどの化学繊維は色落ちしにくいですが、ポロシャツなどの綿を多く使用している素材の衣類は洗濯洗剤の蛍光剤成分が原因となって、色あせを起こします。
そして、洗濯だけが原因ではなく、汗と太陽からの紫外線もダメージを与えます。
汗や紫外線は、衣類の色の分子を分解し、その色を破壊するのです。この2つのダメージにより、色あせは起こってしまいます。汗のかきやすい背中、脇やえりが色あせてしまうのはこれが原因なのです。
そして、白っぽい衣類であれば色あせも目立たず気にならないのでしょうが、黒や赤や紺など濃い色の衣類ですと、同じ色あせだったとしても目立ってしまいますよね。
洗濯の色あせを防ぐ方法とは?
色あせを防ぐには濃い色の衣類は部屋干しにする、影干しにする、外に干す場合は裏返して干すなど紫外線から守ることが大事です。
それと同時に、蛍光剤の含まない洗剤を使用するとより安心でしょう。
ここからは色あせに効く洗濯洗剤を紹介していきたいと思います。
|
◯ネロ・プーロ
イタリアで創業100年以上の伝統を誇る老舗イタルシルヴァ社の、洗濯用液体洗剤。
いつまでもキレイに着たい濃い色のシャツやボトムなどにおすすめです。
デニム洗剤としても定評があります。
またコントラストの強い多色の衣類や白地に黒のポイントのあるものでも色移りがなく、鮮やかに仕上がります。
色あせが気になるデリケート洗いにぴったりで、自宅でおしゃれ着ケアが出来ます。少々値段は高めですが、クリーニングにかかる費用を考えると経済的かもしれませんね。
|
◯ゼブラ
酢酸の効果で、濃い色の靴下やスポーツウェア等の雑菌の繁殖を抑制します。
色を落とさず、汚れを落とし、水だけで洗ったものよりさらに色の流出がなく、濃色衣類の色あせを防止します。お気に入りの衣類を長く着られます。
綿や化繊だけではなく、色の濃いセーターやスカーフ、ウールからシルク製品も自宅で安心して洗えます。すすぎは1回、柔軟剤不要です。
|
◯アクロン
シルキータッチ成分配合により、繊維をコーティングして摩擦を抑え、着用中の毛羽立ち、毛玉の発生を防ぎます。一日中着た衣類の首元・そで口ののび・ヨレを整え、洗たく時の色あせ・型崩れも防止します。
心華やぐフローラルブーケの香り。
|
◯エマール
繊維を保護してスッキリ洗う繊維ケア処方。大切な衣類のダメージを防ぐドライマーク用洗剤です。
ニットはふわっと、シャツはシャキッと。カットソー・デニム・タイツ・ストッキング・下着にも。毛羽立ち、型崩れ、色あせを防ぎます。
ほのかなリフレッシュグリーンの香り。
|
◯ボールド おしゃれ着洗剤
柔軟剤入りでふんわり仕上がるおしゃれ着用洗剤。型崩れ、色あせ、シワも防ぎます。
わくわくベリー&フラワーの香り
まとめ
いかがでしたか?
衣類の色あせは太陽の紫外線と洗剤に含まれる蛍光剤が原因となって起こることがお分かりいただけたかと思います。
これからは衣類の干し方を見直したり、洗濯洗剤の使い分けることで、お気に入りの服が色あせにくくなり、長く着られるようになるでしょう。