子供にも食べやすく、具材もいろいろ工夫できるおにぎりは、お弁当の定番ですよね!
アルミホイルで包んだおにぎりはその成分が溶け出すので体に悪い、という意見が聞かれることがあります。
しかし、実際にはさほど気にする必要は無いようですよ!
今回は、おにぎりをアルミホイルで包む場合の安全性や衛生的な作り方、美味しくなる包み方のコツについてご紹介します!
アルミホイルおにぎりって体に悪いの?!
おにぎりをラップで包む方、アルミホイルで包む方、共にいらっしゃることでしょう。
アルミホイルで包むと体に悪い、という意見もあるようですが、実際はどうなのでしょう?
アルミホイルの原料は主にアルミニウムで、その他にも銅や鉄、マンガンなどの不純物が微量ながら混じってできています。
アルミニウムは、アルミホイルが加熱されたり酸の影響を受けたりすることで溶ける性質があります。
そのため、アルミホイルで包んだおにぎりには、微量なアルミニウムが付着するのです。
こうして溶け出したアルミニウムに限らず、自然界にはさまざまな金属類が存在しており、
私たちは毎日の食事を通じて、食材から微量ながらも金属を摂取しているのです。
しかし、食品を通じでこうして体に入ってきたアルミニウムやほかの金属類は、体にたまり続けるわけではありません。
さまざまな有害物質は、排泄によって外へ出ていきますので、アルミホイルの害を過剰に気にする必要は無いようですよ!
むしろ、ラップに比べてアルミホイルで握ったおにぎりは湿気がこもりにくく、美味しさを保てるともいわれています!
程よいすき間が生まれるのが、美味しさの秘密のようです。
アルミホイルおにぎりを衛生的に作る方法とは?
アルミホイルでおにぎりを包む方は、握る時には素手で握っているのではないでしょうか。
手に傷などが無ければ、手を良く洗い、素手で握ってももちろん問題ありません。
しかし、夏場など気温が高くなる季節は、念には念を入れて衛生的に握りたいですね。
アルミホイルおにぎりを衛生的に握りたい場合には、ラップで握るのがおすすめです。
子供さんと一緒に握るのであれば、茶碗を使ってフリフリおにぎりも楽しいですよ!
茶碗を二つ用意し、おにぎりに必要なご飯を入れます。
お茶碗を二つ重ねて、中のご飯をシェイクします。
上下、左右、いろいろな方向に振ると、だんだんとご飯がまとまってきます。
ある程度まとまったら、アルミホイルで包めば完成です。
形がいびつならば、最後のまとめだけラップを使っても良いでしょう。
フリフリおにぎりは、具を入れるのが難しいという難点があります。
塩だけで味付けした塩むすびもとても美味しいですが、子供さんが食べる場合は、見た目も大切ですね。
そんな時には、ゴマ塩やふりかけをまんべんなくかける、混ぜ込みご飯などで作る、という工夫で見た目を華やかにするのもおすすめです!
アルミホイルおにぎりが劇的に美味しくなる包み方とは?
密閉度の高いラップでおにぎりを包むと、逃げ場を失った水分がこもり、ベチャッとしがちです。
一方、アルミホイルで包むと、ご飯とアルミホイルの間に適度なすき間が生まれます。
これにより、ご飯の湿気がこもることなく、美味しさを保てることがわかっています。
ただでさえ美味しいアルミホイルおにぎりを、より一層おいしく仕上げるための簡単なコツがあるのです!
それは、おにぎりを包む前に、アルミホイルをクシャクシャにしておくことです。
こうすることで、ご飯とホイルの間により多くのすき間が生まれます。
ご飯の余分な水分が逃げ、ふんわり美味しいおにぎりを楽しめますよ!
まとめ
今回は、アルミホイルで包んだおにぎりについてお伝えしてきました。
アルミホイルで包んだおにぎりは、特に健康に害を及ぼす事は無いのですね。
有害な物質は、体の外へ排泄されるため、さほど気にしなくても良いのですね。
ホイルで包む場合は、ラップや茶碗を使い、衛生的に握ると安心なのですね。
特に夏場は意識したいですね!
ホイルをクシャクシャにしてすき間を増やすことで、おにぎりがぐんと美味しくなることも分かりました。
これらを参考に、安全で美味しいおにぎりを楽しんでくださいね!