毎日のお弁当の定番、といえば、やっぱり「おにぎり」、ですね!
毎日、具を変えれば、飽きることなく楽しめて、作る側にとっても、
大変助かるメニューですよね。
しかし、ある時、家族から、衝撃の発言がありました。
おにぎりを食べようとラップを開けたら、
なんだか匂いがするような気が・・、と聞き、ガーン!
ショックでした。
一体、何が原因で匂ってしまったのでしょう。
今回は、おにぎりをラップに包む場合の、
そのタイミングや正しい方法をお伝えします!
目次
おにぎりのラップを外すと匂いが!食べても大丈夫?
朝作ったおにぎりを、お昼などに食べようとラップを外したら、
何だか匂いがする、そんな時、食べてよいものかどうか、
迷ってしまいますよね。
匂いがする、その原因はいろいろ考えられます。
考えられるのは、菌の繁殖、ご飯の変化、など。
朝、ご飯に何らかの原因で菌が付き、
そのままラップしてしまったとすると、
水分や栄養分が豊富なおにぎりの表面で、
菌が繁殖したことが考えられます。
炊き立てのご飯はともかく、炊いてから保温状態にあったご飯には、
もともと土や植物の表面についている、
食べても無害な菌が繁殖して匂いや色を変化させる場合があるので、
匂ってもあまり神経質にならなくても良いかもしれません。
しかし、おにぎりを作る人が、手に傷がある状態で素手で握ってしまった、など、
有害な菌が繁殖する可能性が高いときは、
念のため食べるのを控えておいた方が良いかもしれませんね。
また、ラップ特有の匂いが気になる、という方もいるようです。
ラップ自体は、食品に接しても溶け出す成分は入っていないようですので、
これもあまり気にしなくてもよいかもしれませんね。
おにぎりをラップで包むのはいつがいい?
おにぎりを包むときに気を付けるタイミングとしては
やはり、温かいうちに包むのはNGという事です。
おにぎりが匂う原因として、いろいろ考えられる、ということをお話ししましたが。
では、さまざまな原因でおこる匂いを、できるだけ抑えるためには、
どんなタイミングでラップをしたら良いのでしょうか?
まず、匂いの原因が、おにぎりの表面で繁殖した菌によるものだとします。
菌が増えるには、水分・栄養分のほか、温度や、時間の経過が必要です。
できることは、なるべく、おにぎりを冷ましてからラップに包むことです。
温度が下がり、水分もやや飛びますので、菌の繁殖の予防の一つになります。
さらに、ご飯を炊くときに、お酢を少し加えたり、
おにぎりの具として梅干しを使うことも、菌の繁殖の予防になります。
良く冷まして、ラップに包みましょうね!
おにぎりをラップで包むときの正しい方法
ここで、ラップについて、考えてみましょう。
ラップの優れているところ、それは圧倒的な密封性ですね。
さまざまな食品を、パサつかせることなく、そのみずみずしさを保ってくれます。
そして、外からの雑菌の侵入を防いでくれます。
しかし、包むものに余分な水分や菌などが残っていたら、
それらの逃げ場もなくなってしまうのが、ラップです。
ですから、なるべく、ご飯に水分や菌が残らない状態にしてから包みます。
そのコツは、
-
水分の少なめな、固めのご飯で作る。
こうすることで、水分が残りにくくなります。
-
よくほぐして空気を含ませたご飯を、手早く、ふんわりと握る。
これも、水分を逃すコツです。食べたときの食感も良くなります。
-
握ったあと、よく冷ましてから、ラップで包む。
ラップで包んだ、美味しいおにぎりの出来上がりです!
手作りおにぎりは、愛情たっぷり。
しかし無添加ですので、できるだけ早めに食べましょうね。
まとめ
毎朝作るお弁当。
美味しく、そして安心して食べてもらいたいですよね!
おにぎりは、一番先に握って、冷ましておくのがおいしさの秘訣のようです。
私も、明日から、さっそく実践してみたいと思います!