これが飲めたら大人~と思うひとつ、ふぐのひれ酒。
ふぐって毒のこわいイメージが強いけど、ひれ酒にはふぐのひれを入れますよね。
お正月などには結構飲んでいる方の多いフグのひれ酒。
でも、このふぐのひれ酒ってふぐの毒は入っていないの?
まずはふぐの毒とはなんちゃらなのかを知らないと!!
今回は、ふぐの毒についてお伝えしようと思います。
ふぐのひれ酒が飲みたい!毒は大丈夫
そもそもふぐのどこに毒があるのか知っていますか?。
毒があるのは内臓と目玉なんです。
ヒレ自体には毒はないのです。
漁師さんからふぐを購入すると、必ず目玉を取ってくれるそうですよ。
といっても、実は毒のないふぐもいます。
天然のふぐには毒がありますが、種類によって様々です。
体全体の部位に毒を持っていたり、あるいはまったく毒を持たない個体もあります。
また、養殖のふぐには毒がありません。生まれたばかりの時にはどのふぐにも
毒はありません。
食物連鎖によって、毒を生成しているものをエサとしているため徐々に体に
毒が蓄積されていくんです。
だから内臓に毒があるんです。
直接毒が入らないヒレには毒がないので大丈夫!!
安心してヒレ酒を楽しめますよ。
ふぐのひれ酒の美味い作り方を紹介
ヒレに毒がないことが分かったところで、家庭でも簡単に作れる、
おいしくて簡単なひれ酒の作り方をご紹介します!!
材料(1人分)
・日本酒 … 1杯分
・フグヒレ … 1~2個
①お湯を沸かしてお酒とコップを温めておく
②フグヒレを焦げ目がつくぐらいまであぶる
③コップにフグヒレを入れて、お酒を注ぐ。
④蓋をして2~3分置く。
これだけです!!!!!
とっても簡単に作れます。
さらにおいしくなるポイント♪
焦げすぎなぐらいヒレを焼くと香ばしくなって旨味倍増です!
ただ、真っ黒になるまでやってしまうと苦くなるのでご注意を…
私も一度、ヒレの周りに火が移り、真っ黒にしてしまったことがあります。
あまり火に直接ヒレがつかないように気を付けて炙ってください。
ふぐのひれ酒の正しい飲み方を伝授
簡単なレシピをご紹介しましたが、しっかりこだわって作りたい!
そんな方にはさらに踏み込んでご紹介したいと思います。
材料は一緒です。
①フグヒレに焦げ目がつくぐらい炙ります。
②お湯を沸かす。
ヒレ酒を美味しく飲むコツとしては日本酒の温度です。
熱燗よりも熱い、80度前後ぐらいにするのがおススメ。
このぐらいの温度だとヒレの旨味がアミノ酸として日本酒に溶け出し、
コクのある味わいに仕上がります。
※非常に熱くなっているので、呑むときには火傷に注意☆
③ヒレを日本酒に入れてから蒸らす。
そうすることでヒレと日本酒との風味を程よく混ぜ合わせることができます。
蒸らす方法は、同じくヒレ酒を作ったカップの上に蓋を乗せるだけです。
蓋のおかげで日本酒の風味が逃げ出すことがなく風味が上がります。
④ヒレ酒を作った後の仕上げに、日本酒の表面に火をつけアルコールを飛ばす。
アルコールをとばすと、口当たりがマイルドに。
お酒の弱い方はアルコールの弱いものを選んで試してくださいね。
休日の夜など、時間があるときには、ぜひじっくりと時間をかけて
作ってみてはいかがでしょう?
またひれ酒に合うおつまみも紹介します。
私のおススメはレンコンチップス&ごぼうチップス。
あとはイカ焼き!!刺身!ホッケ!白子ポン酢!
まだまだありますが、和のものであればなんでも相性抜群ですので、
MY BEST つまみを探してみてください。
ヒレ酒を作る楽しみも倍増です。
まとめ
ひれ酒ってイメージよりも簡単に作れますよね。
5~10分あればあっという間に完成できちゃいます!
週末や連休など時間があるときには、ぜひお友達や家族に振る舞って
みてください。
株が上がること間違いなし!!!
これからの寒くなる季節にもってこいのひれ酒。
くれぐれもお酒に飲まれるないように、ほどほどに楽しみましょう!