みずみずしくてくせがなく、食べやすいかぶ、本当に美味しいですよね!
市販の漬け物としてもよく見かけますが、ついつい買ってしまいませんか?
そんなかぶの漬け物、どのくらい日持ちするものなのでしょう。
塩分を含む漬け物ですから、長持ちしそうなイメージですよね。
実は、意外と日持ちしなく、せいぜい1週間以内なのです!
今回は、市販のかぶの漬け物の一般的な保存期間について、より日持ちさせる方法、冷凍保存の方法と合わせてお伝えします!
かぶの漬け物を日持ちさせる方法!
漬け物はもともと、新鮮な野菜が手に入りにくい時期にも野菜が食べられるようにと考えられ、生まれたものです。
しかし、かぶをはじめ、市販の漬け物全般に言える、最近の傾向として減塩のものが多く見られるようになりました。
これは世の中の健康志向の高まりに呼応しているからです。
長期保存には、漬ける食材に対して10〜20%の塩分濃度が必要といわれます。
市販の漬物には、そこまでの塩分濃度に達していないものも多く、長期保存を目的とした本来の漬物とは異なる様子です。
漬物だから日持ちするという常識は、特に現代の市販品に関しては通用しないもの、と考えたほうがよさそうです。
パッケージにある消費期限は、冷蔵状態で未開封、という条件が付いています。
本来の塩分濃度の高い漬け物ならば常温保存が可能でしたが、塩分濃度の低い漬け物は冷蔵保存必須と覚えてください!
塩分濃度が低いということは、雑菌が繁殖しやすいということなのです。
雑菌の繁殖には温度、酸素、水分、養分が必要です。
パッケージを開ける前、開けた後共に、冷蔵で保存しましょう。
開封後は、空気に触れないよう密閉容器に入れて冷蔵保存しましょう。
塩分と同じく雑菌の繁殖を抑える酸を加えるのも効果的です。
ご家庭にある酢を加えてみてください。
密閉容器に移し、酢を加えて冷蔵保存することで、かぶの漬け物の日持ちを良くすることができますよ!
かぶの漬け物の一般的な保存期間とは?
かぶの漬け物、買ってくるとどのくらいで食べ切りますか?
美味しいとはいえ、漬け物なので、あまり一度に大量には召し上がらないと思います。
封を切って、少しづつ食べていたら、いつのまにか傷んでしまっていた、ということはありませんか?
先ほどもお伝えしたように、最近の漬け物は、塩分濃度が低い傾向にあります。
加熱殺菌後密閉した状態で販売しているものであればかなり長持ちしますが、一般のスーパーで見かけるものの多くは、そのような仕様ではありません。
5~7日ほどの消費期限のものがほとんどでしょう。
開封すれば酸素に触れますので、雑菌の繁殖の可能性が高まり、更に消費期限は短くなります。
開封後は、2~3日以内に召し上がることをおすすめします!
かぶの漬け物も冷凍保存できるって本当?
漬け物を長く楽しみたい場合、冷凍保存という方法があります。
冷凍することで、約一ヶ月ほど日持ちしますので、たくさん買ってしまったという時におすすめです。
よりおいしく冷凍保存する方法をご紹介しましょう。
そのコツは、水分を良く絞る、そして空気に触れさせないよう密閉する、ということです。
かぶは水分を多く含む野菜ですので、冷凍によって食感が変わる恐れがあります。
食感の変化を防ぐために、薄くスライスしたかぶを良く絞ってから、ジップロックなどの密閉容器に入れましょう。
薄くスライスすると、食感の変化の予防のほか、解凍時間の短縮にもつながるのです!
自然解凍で美味しく食べられますので、ぜひやってみてくださいね!
まとめ
今回は、かぶの漬け物の日持ちについてお話ししました。
漬け物とはいえ、減塩のものは保存期間が意外と短いものなのですね!
必ず冷蔵保存し、早めに食べきることが一番ですね。
酸を加えたり、冷凍したりすることで、保存期間を延ばせることも分かりました。
みずみずしいかぶの漬け物、これらを参考にして、より美味しく召し上がってくださいね!