初めてあんこうを料理するときに、カチコチに冷凍されたあんこうを、
どう解凍すれば良いのか悩みますよね。
あんこうを解凍する際には、レンジで解凍するより事前解凍の方が
ずっとおいしくできるのです。
そこで、今回はあんこうの冷凍したものを、どう解凍するのか、
また湯引きの方法についてもお伝えしていきたいと思います。
あんこうの冷凍を解凍する時のポイントは?
あんこうの冷凍を解凍する際のポイントは、レンジで解凍しないという事です。
どうしても普段忙しい中電子レンジの解凍モードというのは、魅力的な機能だし、
思わず使いたくなる気持ちも分かります。
しかし、あんこうの様な見の柔らかい白身魚で、それをやってしまうと、
身がどうしてもパサついて美味しさが半減してしまいます。
使う2時間ぐらい前に、冷凍庫から出して自然解凍をして使ってみてください
そうすれば冷凍している期間にもよりますが、冷凍期間が、1週間以内であれば
身のパサつきは、なくふわっととした食感を楽しめると思います。
あんこうの湯引き方法とは?
用意するものは、湯引きしたい食材100gに対して3倍から4倍の熱湯です。
あとは氷水をたっぷり。
これは、あとで使用します。
また熱湯は必ず1度沸騰させて90℃以上のお湯を使いましょう、
湯引きは食材の表面に住んでいるかもしれない、寄生虫などを
殺す目的があるので、90℃以下ですとあまり意味がありません。
そしてもう1つのポイントとしては、読んで字のごとく
湯からサッと引いて取り出してください。
長々と湯につけていたら身が煮えてしまうので、できたら10秒以内で
取り出しましょう。
そして登場するのがさっきの氷水。
取り出したあと、それ以上熱が通らないように氷水に10秒ほど付けて
キュッと引き締めてあげたら完璧です。
そうすると、皮がプルプルのコラーゲン質になって身はコリコリして、
とても上品で美味しく仕上がります。
あんこうを冷凍する方法は?
最後にあんこうをまた冷凍保存したい場合の方法です。
まず、パウチのパックをを開けて身の部分、内蔵部分、出汁用のあらと骨部分と言うように
部位ごとにあんこうを、分けていきます。
そして恐らくそのあんこうからは、ジュースと呼ばれる魚介類特有の汁が出ているので、
しっかりふき取ってから冷凍するようにしてください。
そのジュースの正体は、魚を捌いた時に出る、血や体液です。
そのままにしておくと生臭くなってしまいますので注意です。
また、拭き取る際にティッシュペーパーは、使わないこと。
ティッシュペーパーだとベタっと身に引っ付いて取れなくなってしまう恐れがあるので、
キッチンペーパーなどを利用してください。
さて次は肝心の保存の仕方についてです、身部分は1食ごとに2~3切れにわけ、
ラップに包みフリーザーパックに入れて保存しましょう。
ラップで包むことによって、身と身がくっつかなく取り出しやすくなります。
そして同じ要領で、出汁用のあらや骨もラップに包んでで保存しましょう。
そしてあんこうのなかで、1番美味しいという人も多いあん肝。
こういった内臓類は残念ながら冷凍保存は効きません。
あん肝ポン酢など玄人向けの美味しい料理もありますが、家庭で調理するの
は少し難易度高め、なので、思い切って棄ててしまっても構いません。
まとめ
あんこうは自然解凍がベターです。
レンジで解凍すると身がパサついたりと美味しさが半減です。
あんこうの湯引き方法は、これは熱がはいり過ぎないように直ぐに、
氷水で絞めるのがミソですね。
そうすれば、臭みのない美味しいあんこうが食べられます。
そして冷凍保存の方法ポイントは2つ1つめは水気はしっかり切ってあげる言う事。
これをしないと、生臭くなります。
2つめは身をラップで包むこと。
これをする事で身どうしが、くっつくのを、防ぐことができます。
あんこうの解凍で少しでも参考になれば幸いです。