カタツムリの卵の基本的な育て方!かえらないのはカビのせい?!

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カタツムリを飼っていて、
「卵」を発見!したら、
かわいい赤ちゃんカタツムリが誕生することを想像して、
ワクワクしますよね!

ところが残念なことに、
その卵がいつまでたっても卵のままで、
赤ちゃんカタツムリが出てこない!
なんてことも。

その原因は主に乾燥やカビ。

そうでなければ無性卵で、
もともと赤ちゃんは生まれない卵だったかも。

そんなお悩みにお答えし、
飼っているカタツムリが卵を産んだときの育て方をご紹介しましょう。

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カタツムリの卵の基本的な育て方

カタツムリが卵を産んだら、
どうやって育ててあげれば良いか、
初めての経験だとわかりませんよね。

そんなとき、
子どもの頃にスズムシやカブトムシを飼った経験があれば、
思い出してみてください。

それらは、土に卵を産む生物なので、
卵の基本的な育て方は良く似ています。

飼育ケースの中に卵を発見したら、
まず親世代のカタツムリを別ケースに移しましょう

カブトムシやスズムシは、
産卵すると、役目を果たしたように死んでしまいます。

ところが、カタツムリはすぐ死んでしまうのでなく、
次の年も元気に活動するものが多いので、
同じケースに入れておくと、
悪気はなくとも卵がつぶれてしまうこともあります。

そして、卵たちだけのケースにしたら、
親たちの食べていた餌の入れものや遊び道具の枝などもきれいに取り出して、
卵と土だけにします。

そこからはとっても簡単で、
毎日霧吹きで土を湿らせてあげて、
様子を観察するだけです。

卵は乾燥に弱いので、しっかり湿度管理をしてあげましょう。

カタツムリの卵がかえらない原因とは?!

そうして毎日土を湿らせてあげていても、
卵がなかなか孵らないな、
ということがあります。

では、そのケースでカタツムリを飼っていたとき、
何匹飼いをしていましたか?

もし1匹だけなら、
それは完全に無性卵です!

無性卵は、”孵る”ことはありません。

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カタツムリは、
雌雄同体といってメスオスの区別がありませんから、
1匹だけでも卵を産むことができるんです。

しかし、
2匹以上で飼っていないと、
通常卵は産まないそうです。

かといって、
2匹以上で飼っていても、
必ずしも交尾をしなくても卵が産めるので、
交尾して産んだ有精卵と違い、
交尾を経ていない無性卵である可能性もあるわけですね。

良く知るとカタツムリって不思議な生き物ですね。

そして、有精卵なら、
卵が孵ってかわいい赤ちゃんが誕生するはずですが、
そうならない場合の主な原因として、
「乾燥」と「カビ」があげられます。

土を湿らせ乾燥には気をつけていたとしたら、
「カビ」が原因かも!

そこで、
カタツムリの卵にカビが発生してしまった時の対処法について、
ご紹介しましょう。

カタツムリの卵にカビが発生したときの対処法

大切に育てているカタツムリの卵に、
良く見るとカビのようなものが生えている!

カビが生えた卵は、
呼吸ができなくなり死んでしまうため、
残念ながら有精卵であっても孵化しません。

もしカビが生えてしまったのがわかったら、
卵たちの中から、まだカビが生えていない卵を見つけ出し、救出してあげましょう。

空き瓶やプリンのカップなどに土を入れ、
その中に救出した卵をそっと移してあげてください。
その上から、優しく1cmほど土をかぶせてあげましょう。

そこからは、
また土の表面が乾かないように霧吹きをしてお世話をします。

しかし、
水をべちゃべちゃになるほど入れ過ぎるのは、
カビの発生の原因にもなります。

土はいつも表面が乾かないようにしておかないといけませんが、
容器に水が溜まっているのはよくありませんので、
水のかけすぎにも注意してくださいね。

カタツムリの卵が孵るまでの期間は2~4週間です。
それを過ぎてもいつまでも孵らない卵は、
無性卵だったのかもしれないし、
もう”孵化しない”可能性が高くなります。

まとめ

飼っているカタツムリが卵を産んだら、
親たちと別々のケースにして、
乾燥に弱いので土が乾かないように、
卵のケースの方も毎日霧吹きをして湿度を保ちましょう。

なかなか孵らない場合は、
無性卵であるか、
卵表面にカビが生えてしまっているかもしれません。

もし卵にカビが生えてしまったら、
無事な卵を見つけ出し、
小さな容器に移してお世話をしてみましょう。

もしかすると、
まだその中から赤ちゃんが誕生するかもしれません。

カタツムリは雌雄同体なので、
無性卵である可能性もありますし、
卵は何度も産むことができるので、
親世代もしっかりお世話をしてあげましょう。

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